今週は、お便りが来てますので、ご紹介しようと思います。宇都宮市のドンベクさんから。
「玲さん、こんばんは!新生姜レシピ、考えました。この季節、お中元や暑中見舞でいただいた水ようかん、そのまま食べてもおいしいのですが、ひと味加えてということで、新生姜とのコラボに挑戦です。」・・・異種格闘技バージョンですね。題して「新生姜と水ようかん」。・・・そのまんまですね。
「用意するもの:新生姜と水ようかん(または、普通のようかん)。まずは、新生姜を角切りに。それを、お皿に載せた水ようかんの上に軽く盛りつけて終わりです。普通のようかんの場合は、食べやすいように、ひと口サイズに切り分けた方がよさそうです。スプーンよりフォークで食べた方がわびさびを感じられそうな気がします。マニアの方は爪楊枝でもよろしいかと」・・・ははは。マニアの方は、食べにくい感じも味わいつつ、最後に、細かい新生姜も爪楊枝で残さず食べるということでしょうか。・・・「何はともあれ、まだ食べてみたことはないので、おいしいかどうかはわかりません。是非お試しあれ」・・・ということで、ドンベクさん、どうもありがとうございます。
というわけで、作りましたよ。わたくし。「新生姜と水ようかん」。アンド「新生姜と塩ようかん」。今、お見せできないのが本当に残念なんですけれども、見た目が、とてもかわいいんです!まず、ちっちゃな小鉢に、抹茶味の水ようかんと、あずき味の水ようかんとがちょこんと盛られてまして、その上に、細かく刻んだ岩下の新生姜が花のようにあしらわれて御座います。もうひとつは、塩ようかんを斜めにスライスしまして、その上に、薄切りにした新生姜をふた切れずつ、ちょこんちょこんと載っけてあります。塩ようかんを切ったナイフがギザギザのついたナイフだったので、とってもきれいな、まるで京都のお庭のような筋がついていて、本当にかわいいんですよ。おいしい気がしますね。どっちから味見しましょうか。
(1)「新生姜+塩ようかん」
じゃあ、まずは、「塩ようかんと新生姜」。いただきます。・・・うん。・・・おいしいです。ものすごくおいしいかって言ったらビミョーなんですけれど。・・・これ、食べるコツとしては、口の中で、舌と歯をうまく使って、ようかんと新生姜が分離しないようにすることですね。ちゃんと同じ位置に来るように噛むこと。別に噛むと、別の食べ物を別に食べてるというだけのことになっちゃうんで。舌技にかかってるという。・・・最近、塩キャラメルとか、塩と甘いものの組み合わせが流行っていますが、そういうとらえ方としては非常によろしいかもしれませんね。もしくは、薄焼きカルシウム煎餅みたいのあるじゃないですか、そういうのの上に、薄く切ったようかん載せて、新生姜スライス載せて、お客さまにお出ししたら、どういう反応が来るか・・・(爆)・・・その後のお付き合いがどうなるかっていうことまでは、わからないんですけど。
(2)「新生姜+水ようかん 抹茶味」
ええ、「水ようかんと新生姜」の方も2種類ありますんで。それでは、わびさびを感じるべく、フォークで食べてみようと思います。水ようかんの方は、ひさしぶりです。おいしいんですよね。まずは、抹茶味の方から。いただきま〜す。・・・あ。これは、意外に、さっきの「塩ようかんと新生姜」よりも、味的にはマッチしている気がします。これを食べるときのコツも、両者が分離しないようにする舌技ですね。わざわざ作って食べたいかというと、ビミョーなところですけれど、アリだと思います。
(3)「新生姜+水ようかん あずき味」
続いて、あずき味の水ようかんも、フォークでいただいてみようと思います。なるべく、新生姜を多めにすくって。いただきま〜す。・・・これ、抹茶味の方がおいしいかな。あずき味の方は、よくわからない。なんか、よくわからない食べ物という感じが増しています。
・・・そうだなあ。今、三種類食べたんだけど、抹茶味の水ようかんが一番好みかな。塩ようかんよりは、水ようかんの方が水分が多くて、新生姜も水分が多いじゃないですか、それがいいのかもしれませんね。・・・そもそも、ようかんも、新生姜も、それぞれ、おいしいですものね。ま、興味のある方は、お試しください。はい。 |