(玲) なんと、今、目の前で、ゲストのかわいしのぶちゃんが、パウンドケーキを切り分けてくれているんです。作って来てくださったんですよね。
(しのぶ) 作りました〜。
(玲) しのぶちゃんは、普段からお菓子作りがとても得意で、「マジおいしい」んですよ!
(しのぶ) ありゃ。ありがとうございます。
(玲) リハーサルとかライブとか、やること一杯あるのに、よくお菓子を作ってきてくれるんですよ〜。
(しのぶ) どうしても逃避したくなるんですよ。
(玲) そうかぁ。でも、作るのだって、この人は一体いつ寝てるんだろうって思う。
(しのぶ) いやいや、ぐっすり寝てますよ〜。
(玲) で、とってもおいしそうなパウンドケーキが切り分けられているので、一緒に「せーの」で、試食をしてみたいなと。では、まず一口いただいて、それから、ご本人からレシピの説明をしていただこうかと思います。今、見た目には、3〜4センチ四方のパウンドケーキに、レーズン、クリームチーズ的なものがまん中に、そして、新生姜らしきものがちらほらと見えております。・・・いただきます!
(二人) おいしい!!これいけますね!
(玲) デザートとしてもいけるし、ワインとかとも合うかもしれない。
(しのぶ) 生姜合う。いいですね!!レーズンもオッケーかも。
(玲) おいしいおいしい。ありがとう。・・・このコーナーの第1回では、私、パウンドケーキを作ったんですが、それはケーキミックスを使って作ったもので、既製品っぽい味になってしまったんですが、これは、優しい手作りの味ですよ!
(しのぶ) 生姜、本当、合いますね、これ。
(玲) 作り方、教えてくれませんか。レシピの説明を。
(しのぶ) はい。では、ささっと言いますね。
まず、生地が、無塩バター130グラム、三温糖80グラム、卵が全卵2個と卵黄1個、薄力粉150グラム、ベーキングパウダー小さじ1、ラム酒大さじ2、です。
(玲) ラム酒がポイントですね。あと三温糖。
(しのぶ) ラム酒を最後に入れるといいんですよ。実は、三温糖と無漂白の黒砂糖っぽいのを半分ずつ。お砂糖はブレンドするとおいしくなるんですよ。
(玲) なるほどね〜。お菓子というとグラニュー糖みたいな気がするけど、全然そんなのは違うみたいな?
(しのぶ) せっかく自分で作るときは、バターとかお砂糖を、ちょっとおいしいのに代えてあげると、すごくおいしくなりますよ。
(玲) ちなみに、これは、しのぶちゃんがよく言っている「カルピスバター」なんですか?
(しのぶ) あ、そうです。気に入ってるんです。最近、やっと出回ってきました。
(玲) 一時期、バターがない、ないって、みんな言ってましたね。新生姜のパウンドケーキ、すごくおいしいです。
(しのぶ) これ、いいですね。ほんとに。パウンドをつくったことのある方ならたぶん作り方わかると思うんですが、簡単に言うと・・・
バターを先に練って、お砂糖をすり混ぜて、卵を入れて、最後にお粉を入れて、ラム酒を加えます。
ポイントの「具」なんですが、岩下の新生姜を2センチくらいの長さの千切りにして、軽く水分を絞ってから、蜂蜜を上からかけて、あえます。
で、普通のパウンド型に対して、今回は、60グラムの新生姜と、蜂蜜が小さじ1.5、レーズン60グラム、クリームチーズも60グラム、です。
(玲) いつもきちんとハカリでちゃんと量ってるんですか?
(しのぶ) いつも具は適当な量なんだけど、今日はラジオなので、張り切って量ってきました(笑)。
(玲) どうですか?!あんなに、ぶいぶいベースを弾きつつ、こんなにおいしいお菓子をつくる・・・いい女ですよ!!
(しのぶ) (笑)いい女ですよ!
(二人) いい女ですよ!私達、ほんとにね。いい女だと思うよね。(笑)どうしたもんですかね〜?(笑)
(玲) ほら、女性ミュージシャンはモテないんでしょ?
(しのぶ) 何のコーナーだっけ、これ?(笑)
(玲) (笑)セニョリータ!・・・私達、素晴らしいセニョリータだと思うんだけど、調査によると、女性ミュージシャンはモテないんだそうですよ。(笑)・・・しのぶちゃん、素晴らしいパウンドケーキ、ありがとうございました。 |